#01.

介護職から好きだったものづくりに転身
経験がなくても一から丁寧に教えてもらった
Mさん:
34歳 2013年入社
神戸工場 製造グループ 班長
ものづくりへの思いで入社を決意
当社に入社前にはものづくりとは関係のない介護職として特別養護老人ホームに勤めていました。しかし、高校時代から自動車整備士や製造業に興味があり、介護の仕事を行いながら日々、ものづくりがしたいという思いが募っていき、2013年に思い切って転職、派遣会社に入社して当社で働くこととなり、そのまま正社員に採用して頂きました。
班長として教育も重要な役割
現在、神戸工場で製造を担当、プラスチック用の液状着色剤(トーナー)を生産しています。班長として7人の部下を率いながら、2週間先の生産計画を立てたり、納期を守れるように作業指導しています。
つい2週間前と、8ヶ月前に入社した新人メンバーがいるので、その教育も重要な役割です。作業をしながら、同時に教えなければならないので、大変ですが、やりがいを感じています。新しい人がだんだん仕事を覚えて成長していく姿を後ろから見守っているのは楽しいものです。
最近では私が指示を出さなくても自分で考えて判断し、次の作業ができるようになり、頼もしくなりました。
もちろん、まだたまには失敗もありますが、トラブルが起きても強く命令するのではなく、アドバイスして自分で考えさせるように指導しています。
責任を果たすために丁寧に向き合う

一番気をつけて教育しているのは、1つ1つの仕事を丁寧にやること、その工程で気をつけるべきところを伝えるようにしています。30秒ですむような小さな確認を怠ったばかりに後からクレームになり、製品の作り直しになるような大きな問題になることもあります。だから、細かい確認が必要なのです。
私も10年間働いてきて、過去に痛い失敗をしたことがあります。同じような原料だったので油断して確認せずに使ってしまい、クレームになってしまいました。
お客様に迷惑をかけると、自分だけの責任ではなく、周囲の仲間や会社に迷惑をかけることになるので、面倒くさがらず地道に目の前の仕事と向き合うことが大切です。
上司にプライベートも相談できる社風
社内は和気藹々とした感じで、上司も気さくな人が多いので、相談しやすい環境です。残業で上司と2人だけになったときなどは仕事だけでなく家庭のことなどプライベートな相談にも乗ってもらっています。みんな明るくて、風通しのいい職場です。
よいものづくりは仲間でつくる
ものづくりの経験など何もなくこの会社に飛び込みましたが、私自身も一から丁寧に教えてもらい、だんだん1人でできるようになりました。やりたかったことができ、想像と現実のギャップもあまりなかったので、転職してよかったと思っています。介護職には何の未練もありません(笑い)。やはり、ものづくりが好きなのですね。
これからはトーナーの仕事だけでなく、板状に着色剤を加工するバッチ、あるいは品質管理などにも仕事を広げていきたいと思っています。
もし、当社に興味があるならば、元気に挨拶できるような人に来て頂きたいと思います。私は仕事に没入すると、ついつい自分の世界に入りがちで反省していますが、周囲を明るくできるような人ならば、日弘ビックスにぴったりだと思います。

