事業内容
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プラスチック用着色剤事業

自動車や家電製品はもとより、包装材や建築資材など、プラスチック製品は私たちの生活に不可欠な存在です。プラスチックの種類や加工方法も多種多様で、色、デザイン、機能なども多岐に渡っています。
日弘ビックスの事業の第一の柱は、プラスチック素材に付加価値を付与する「着色剤」や「機能性添加剤」を開発、製造することです。創業以来培ってきた「色と分散」に関する特異な技術と生産ノウハウを駆使してお客様のさまざまなニーズに応えることで、豊かな社会の実現に貢献しています。

機能性色材事業

着色剤で培ってきた「色と分散」に関する開発、生産ノウハウを活かし、特殊な塗料やインキなど、付加価値の高い「色材」や「機能材」を開発、生産するのが「機能色材事業」です。用途は家電や自動車はもとより印刷や文具、化粧品、電子材料の世界まで。お客様の製品に「高機能」「付加価値」を付与、提供する製品群は、国内外で高い評価を得ています。

コンパウンド
(着色樹脂成型材料)事業

コンパウンド(着色樹脂成型材料)とは、主材のプラスチックに色材や添加剤を均一に混合・混練したもので、お客様である成型メーカー様がそのまま製品加工できる状態にしたものです。日弘ビックスは、国内二ヶ所と各地の協力会社を拠点網として体制を整備し、プラスチック成型に不可欠なコンパウンディング加工を低コスト・短納期で対応できるサービスを提供しています。

新規事業開発
(共同研究・受託加工)

私たちは創業から蓄積してきた「色と分散」に関する技術や加工ノウハウを活かし、お客様との共同研究を通じて、様々な分野のお客様の新製品開発に貢献しています。自動車やIT素材などの次世代の新素材開発まで。多様な加工が可能な試作、試験設備、ナノレベルの微粒子分散加工を可能にする独自技術は、「色と分散」に関するお客様の「困った」を解決する切り札です。

新材料への挑戦

マテリアルの粒子径(構造の一辺)が1~100nmはナノマテリアルと呼ばれ、光学的・電気的・磁気的性質への量子効果が大きく、反応性・材料強度・電気的性質などの物性を変化あるいは増大させる特殊な機能を発揮することから、多くの分野でその応用研究が盛んです。代表的なナノマテリアルには、ナノカーボン材料(CNT・グラフェン・カーボンファイバー)やセルロースナノファイバー(CNF)、微粒子酸化チタン、微粒子酸化亜鉛などがあります。このようなナノサイズの粒子の機能を十分に発揮するためには、分散の安定化のために高度な技術が要求されます。